おはようございます。
Shortmanです。
ジャクソンホールでのシンポジウムを控えて思惑が交差中。
先日のFOMC議事要旨から、年内にテーパリングが始まる可能性が高まっている。しかし、米国でもデルタ株による感染が拡大して、消費者心理も悪化している、また、デルタ株の世界的な感染拡大により、原油先物相場も軟調推移となり、米インフレ期待も沈静化する中で、テーパリング(資産購入縮小)をいつおこなうかは不透明。なので、今週予定のパウエル議長の講演に注目が集まっている。
ロイター, ドル買いと円買い継続か、ジャクソンホール控えレンジ取引に=今週の外為市場
2021年8月16日週のドル円概況:
デルタ株による新型コロナの感染拡大懸念に加えて、アフガニスタン情勢の地政学リスクの台頭、市場予想を下回った中国の経済指標、8月の米ニューヨーク連銀景況指数が予想よりも弱かったことからドル円は値を下げ、ドル円は16日(月)に週間安値となる109.10円まで下落。その後も冴えない展開。その後、8月の米小売売上高が市場予想よりも弱かったことを受けて、リスク回避のドル買いに。18日に7月のFOMCの議事要旨が公表されると、「多くの参加者が年内の量的緩和の縮小開始を適切と判断した」との記述がみられ18日(金)には週間高値となる110.22円まで上昇した。
2021年8月16日週の予想レンジ:
108.50円~110.50円
2021年8月16日週の実際のドル円:
109.10円~110.22円
2021年8月23日週のドル円予想:
8月27日(金)にジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を控え、市場は様子見ムードになる展開。レンジは先週と同じとみなします。
2021年8月23日週の予想レンジ:
108.50円~110.50円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米10年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
いつだって市場が正しい。
Bloombergm, ウォール街の大正解と大間違いに学べ-株市場に「根拠なき行動」なし
Good Duck!
Shortman