おはようございます。
Shortmanです。
27日(金)にジャクソンホールでパウエルFRB議長の講演が行われました。
FRB, Monetary Policy in the Time of COVID
事前にFRB高官らの相次ぐタカ派的な発言もあり、テーパリング開始は年内(11月のFOMCか)というのが市場のコンセンサス。
議長はそのコンセンサスを維持しながらも、新型コロナウイルスの影響などもあるので、「いつ」という具体的な開始時期の明言を避けた。
Bloomberg, パウエル議長、テーパリングを年内に開始し得る-利上げは急がず
結果として株価は上昇。
相変わらず株価重視のスタイルと言えよう。
なかなか難しい舵取りを迫られている訳で、正直何をどうしようにもいつかはバブルを崩壊させてしまう訳で、そのタイミングを先延ばしする方法を模索し続けているようにしか思えません。
中央銀行が雇用の最大化を大義名分に量的緩和をし続けた結果、インフレリスクの高まりが生じ、それを避けようとテーパリングを開始すれば株価や不動産価格は下落し、その後再びデフレ…となればバブル崩壊後の「日本化」に陥る危険性も。
新型コロナウイルスは人類がワクチンを開発しようが、今後も変化し続けて今後も人類の生存を脅かすでしょう。
米国感染者数

米国ワクチン接種者数

イスラエル感染者数

イスラエルワクチン接種者数

日本感染者数

日本ワクチン接種者数

これらのグラフを眺めているとワクチンが効果薄いと思わざるを得ない。
いや、データを見ているとワクチンを打ったが故に感染者が増えたとも言えなくもない(参考:Infection-enhancing anti-SARS-CoV-2 antibodies recognize both the original Wuhan/D614G strain and Delta variants. A potential risk for mass vaccination?)。
イスラエルは3回目のワクチン接種へ動き出し、米国も日本も追随するでしょう。
それで収まるのか誰にもわからない。
現段階では、新型コロナウイルスを理由に政府は景気刺激策を行い続け、赤字を垂れ流し、外出を禁止し、景気を悪化させ、中央銀行は量的緩和をし続けざるを得ない。
それでは有害な副作用ばかりの政策を政府は行い続けることになる。
なのでいち早く新型コロナウイルスに対して、予防から治療へスタンスを変えた方が良い。
インド感染者数

インドワクチン接種者数

ご存知の通りインドはイベルメクチン(コストも10数セント)で新型コロナウイルスの感染者を激減させました。
こうなって初めてテーパリングに移行できると思う。
2021年8月23日週のドル円概況:
週末にジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を控え様子見ムードが漂う中、8月の米製造業PMIや、米サービス業PMIの数字が予想より悪かったことや、アフガニスタン情勢の悪化、欧米株の下落を背景としたリスク回避の円買いから24日(火)の週間安値109.40円まで下落。その後、7月の米耐久財受注が予想よりも強かったことや、FRB高官らの相次ぐタカ派的な発言からドル円は持ち直し、27日(金)には110.26円まで上昇した。注目されたパウエルFRB議長の講演では、年内テーパリング開始が適切としながらも、新型コロナウイルスによるリスクを踏まえて、具体的な開始時期について言明しなかったことからドル円は失速した。
2021年8月23日週の予想レンジ:
108.50円~110.50円
2021年8月23日週の実際のドル円:
109.40円~110.26円
2021年8月30日週のドル円予想:
先週のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を踏まえて、米長期金利の上昇は抑えられつつ、米軍のアフガニスタン撤退期限が31日(火)に迫る中、ISによるテロと米軍による報復など地政学的なリスクの高まりも懸念され、ドル円の頭は重い展開を予想。ただし、9月3日(金)の米雇用統計には注意が必要。
2021年8月30日週の予想レンジ:
108.50円~110.50円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米10年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
先日の白金高輪駅での硫酸事件。
事件の後、恨みによる犯行なんだろうなと思っていたが、まさかこんな程度の理由で…
英語はいつだって年齢に関係なく「YOU」だから、こやつの頭でいたら硫酸がいくつあっても足らん。
自分も言葉に気持ちを込めなければいけないと思いました。
Good Duck!
Shortman