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為替週報(2021年11月22日)

おはようございます。
Shortmanです。

家庭の事情でこの2週間ほどレポートの配信が乱れ、ご迷惑をおかけしました。

さて、今月からFRBによるテーパリング(資産購入縮小)がスタートしました。

思ったほど市場に混乱はないが、

どうも事前のリークでは、そのスピードを加速させる可能性がありそうだ。

ロイター, FRB、次回FOMCで緩和縮小加速討議か 当局者発言相次ぐ

テーパリング終了後に利上げが予測されている。

インフレ高騰抑制を意図して、早期利上げを行える準備をしておきたいのであろう。

元米財務長官のサマーズ氏が予測を立てている。

Bloomberg, サマーズ氏、米経済が順調に推移する確率をせいぜい15%程度と予想

・経済が順調に推移する確率は10-15%

・2%を上回るインフレ率がしばらく続く確率は50-55%

・米金融当局がインフレ抑制のため「われわれが望むよりも」景気を下降させなければならなくなる確率は30-35%

サマーズ氏いわく、「8割以上の確立で米経済は順調に推移しない」と。

彼の予測はスタグネーションでしょう。

Bloomberg, サマーズ氏、市場は長期スタグネーションや「日本化」に身構えている

私はサマーズ氏に1票。

あなたは?

2021年11月15日週のドル円概況:

週初15日(月)に週間安値となる113.74円をマークしたドル円は、FRB高官の相次ぐタカ派的な発言を受けて値を戻し、17日(水)には予想を上回る10月の米小売売上高を追い風に年初来高値となる114.97円まで値を伸ばした。

2021年11月15日週の予想レンジ:

112.00円~114.50円

2021年11月15日週の実際のドル円:

113.74円~114.97円

2021年11月22日週のドル円予想:

米感謝祭を前に急ピッチなドル円の上昇の反動からの売りが見込まれるものの、引き続きテーパリングの早期終了からの米利上げ期待の高まりを受けたドル買いが継続しそうだが、原油価格の下落による資源国通貨の下落の動きがあり、ドル円の一段高は望みが少なく、あっても一時的なものになるであろう。

2021年11月22日週の予想レンジ:

113.00円~115.00円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’S Viiew:

そういえば先週英国でタクシーが爆発する事件があった。

ロイター, 英リバプールのタクシー爆発は「テロと断定」、犯人の身元特定

『英中部リバプールで14日にタクシーが爆発し、乗客1人が死亡、運転手が負傷した事件で、警察は15日、犯人の男をエマド・アル・スウェールミーン(32)と特定した。

警察は爆発について、死亡した男が製造した簡易爆弾装置によるものとみられるとした。警察のテロ対策幹部は「動機は明らかになっていないものの、全ての状況からテロ事件と断定した」と述べた。』

この爆破事件はテロ行為とされているが、確か今月の初め頃に英国でのテロの脅威が高まっているとのニュースが出ていたような気がしたので探してみた。

Bloomberg, 英国のテロ警戒水準を「深刻」に引き上げ、攻撃が起きる可能性高い

『パテル英内相はテロ警戒水準を「深刻」に引き上げた。これは英国を標的としたテロ攻撃が起こる可能性が高いことを意味する。

パテル内相はツイッターへの投稿で、警戒水準の引き上げは予防的措置であり、具体的なテロ攻撃の計画を把握しているわけではないと指摘。警察当局はフランスやオーストリアで複数の死者を出したテロ事件を受け、警戒を強めたと説明した。』

11月4日(恐らく現地は3日)に記事が出ていた。

具体的に把握していないと言いながら、テロ警戒水準を「深刻」に引き上げたのだから、本当はある程度具体的な情報をつかんでいたのであろう。

しかし、10日以上も前にテロの兆候はつかめていたが、テロを阻止することはできなかった。

テロの阻止はなかなか難しい。

顔認証とAIから犯罪予測…

こういう話になってくるであろう。

Good Duck!
Shortman

  

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