おはようございます。
Shortmanです。
私は常々FRBは「株価重視」と書いてきましたが、株価以上に重要なのが「インフレ」なんだなと最近思いました。
オミクロン株はリスクだが、インフレはもっとリスクなので金融正常化へのプロセスは緩めない。
Bloomberg, パウエル氏、「数カ月早い」テーパリング終了検討も-高インフレで
となると、金融引締めの先に起こること。
株価下落
不動産価格下落
資源価格下落
資源国通貨下落
仮想通貨下落
リスク回避モードが待っている。
ロイター, コラム:「避難通貨」円の魅力、オミクロン株出現で再び脚光
こんな記事もあるが、様々なものがどこまで下落するのか…それ次第でドル円の下落幅が決まる。
それと世界恐慌へ向かうには、債券神話の崩壊が必要だ。
そこまではまだ…かな。
2021年11月29日週の概況:
週初29日(月)に週間高値となる113.95円をマークしたドル円は、オミクロン株への警戒感から30日(火)には112.54円の週間安値へ下落した。NY株価の大幅な下落もありリスク回避ムードも漂うが、資源国通貨に対してはドルが買い戻されその後は112円半ばから113円半ばで推移した。
2021年11月29日週の予想レンジ:
113.00円~115.00円
2021年11月29日週の実際のドル円:
112.54円~113.95円
2021年12月6日週のドル円予想:
今週も引き続きオミクロン株の影響を懸念し、リスク回避モードとなるであろうが、リスク回避の円買いを、対資源国通貨でのドルの買いが相殺すると思われ、ドル円の動意はあまり感じられそうもない。
2021年12月6日週の予想レンジ:
112.00円~114.00円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
これって中国政府はケツを拭かないけど、地方政府(今回の場合は広東省)がケツを拭くという意味かな。
ロイター, 中国恒大、債務返済資金確保できる「保証ない」 広東省が関与へ
だとすれば中国での不動産バブル崩壊は延命されることになるし、不動産経営においてモラルハザードが発生するかもしれない。
Good Duck!
Shortman