おはようございます。
Shortmanです。
気になるニュースのヘッドライン。
Bloomberg, 米国市況】S&P500最高値、CPI受けて不安が和らぐ-ドル下落
「CPI受けて不安和らぐ」?
Bloomberg, 米消費者物価指数、前年比6.8%上昇-約40年ぶりの高い伸び率
前月の10月は前年同月比6.2%上昇で、1990年12月以来、31年ぶりの高い伸びとなった。11月は前年同月比で6.8%上昇で40年ぶりの高い伸び。
市場予想と比較して…結果が良いとか悪いで市場は乱高下する。
株価が上がる要因がどこに?
重症化率がそれほど高くないので、人々のオミクロン株への警戒感は緩い。
であればFRBはインフレが加速しないように、テーパリングを加速させ、金融引き締めに動くはずだが…?
Bloomberg, 米金融当局はテーパリング加速発表との見方広がる-11月のCPI受け
そうなった時に株価は上がるのか?
いやいや普通は下がるしょっ(笑)
今週は各国の中央銀行の政策スタンスの違いが浮き彫りになりそうだ。
Bloomberg. 世界の各国中央銀行が今週金融政策決定会合-政策運営に相違
オミクロンを利用して緩和・インフレ高進継続か、それとテーパリング・インフレ引締め加速か。
今週は為替市場がバタバタするかも知れない。
2021年12月6日週の概況:
オミクロン株への警戒感から週初6日(月)に週間安値となる112.76円をマークしたが、先週とほぼ同じレンジでの推移。オミクロン株価への警戒感が後退するとドル円も持ち直し、8日(水)には週間高値となる113.95円まで上昇した。
2021年12月6日週の予想レンジ:
112.00円~114.00円
2021年12月6日週の実際のドル円:
112.76円~113.95円
2021年12月13日週のドル円予想:
先週公表された米CPIが前年同月比6.8%上昇と40年ぶりの高い伸びを示したことや、新型コロナウイルスのオミクロン株への楽観論もあり、一時的にドルが買い戻されるかも知れない。ただ、今週は各国中央銀行の金融政策決定会合が相次ぐので、円安・円高の決め打ちは避けたいところ。
2021年12月13日週の予想レンジ:
112.50円~114.50円
定点観測:
ダウとドル円
.jpg)
ドル円と米2年債利回り
-1.jpg)
ドル・インデックスと米10年債利回り
.jpg)
VIX
.jpg)
金価格
.jpg)
原油価格
.jpg)
Shortman’s View:
東京オリンピックを全面支援していたのは中国。
さてさて日本はどうするのかな?
9日木曜日の日報。
******************************
豚を太らせたところまでは良かったですが、制御不能になると手のひらを返して攻める。。
ロイター, 米、北京冬季五輪を外交ボイコット 中国「米は代償支払うことに」
問題はウイグルのように見えるが、根はもっと深い。
ロイター, 米下院、中国・新疆からの輸入禁止法案可決 強制労働に懸念
米国同盟も同調中。
ロイター, 英・カナダが外交ボイコット表明、米豪に続き 北京冬季五輪
ロイター, インド太平洋で中国の脅威拡大、ニュージーランドが国防報告書
(ΦωΦ)フフフ…
八方美人の日本は?
苦しい立場です(-_-;)
時事通信, 岸田首相、北京五輪対応に苦慮 米外交ボイコット、「折衷案」も
しかし、米の圧力が民間企業へ。
Bloomberg, トヨタやパナソニックも、北京五輪の協賛企業を非難-米上院議員
米国へ同調すれば中国政府も本邦企業へ圧力をかける。
まさに板挟み。
あちゃー
*****************************
日本の対応は?
読売新聞, 【独自】北京五輪に高官派遣見送りへ、橋本聖子氏が出席…選手団は派遣
米国に擦り寄りつつも、中国のメンツを保ちたいところか。
Good Duck!
Shortman