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為替週報(2021年12月20日)

おはようございます。
Shortmanです。

世界的に見てとにかくすべての値段が安いのは日本だが、その日本も値上げ連発。

東洋経済, もはや「値上げ祭り」日本の激安生活が終わる日

日本も例外ではなくグローバルのインフレ化につられている。

Bloomberg, インフレは紛れもなく存在、問題はいつまで続くか-QuickTake

インフレに頭を痛めるFRB。

景気刺激策よりもインフレ抑制に注力するようだ。

Bloomberg, FRBなど主要中銀、インフレが最大の脅威-コロナ対応の優先度低下

多くの意図は先週15日(水)のFOMCの決定をタカ派的と捉えるであろう。

しかし、望む結果は真逆を向いているにも関わらず、それを歓迎する人々は少ないのかも知れない。

市場参加者はFRBの引き締めを野心的と見ている。

Bloomberg, FOMCの利上げシナリオに市場は賛同せず、野心的過ぎるとの見方

『金融当局者が思い描いているような高い金利水準に米経済は対応できないため、利上げ幅と米国債利回りの上昇余地は限られるといった見方を反映している。』

一方でサマーズ氏のようにインフレ高騰を危惧する経済学者などは、引き締めが緩すぎるとみている。

Bloomberg, サマーズ氏、インフレ「一過性」がFRBの本音-踏み込んだ対応促す

『サマーズ氏は「本音を考えれば、インフレはかなり一過性であると彼らはまだ信じているのだろう」と発言。「インフレを非常に大きく弱めると期待される規模で経済に制約を与えることを彼らはやっていない」と付け加えた。』

野心的過ぎても、緩過ぎても金融引き締めで株価が上昇し続ける事態にはなりそうもないというのが私の本音です。

2021年12月13日週の概況:

15日のFOMCの声明を前に模様見ムードも漂っていたが、14日(火)に公表された11月の米PPI(生産者物価指数)の伸びが予想よりも強く過去最高の伸びを記録し、ドル買いの流れに。15日(水)にFOMCの声明が公表されるとテーパリングの加速と22年に3回の利上げが予想され、タカ派的な内容にドル円は週間高値となる114.26円まで上昇した。しかし、予想通りの内容ともいえ、ドル買いの勢いは続かず17日(金)にはNY株の下落に伴い週間安値となる113.12円まで下落した。

2021年12月13日週の予想レンジ:

112.50円~114.50円

2021年12月13日週の実際のドル円:

113.12円~114.26円

2021年12月20日週のドル円予想:

欧米がクリスマス休暇に入っており相場は小動きと思われるが、オミクロン株の感染拡大を懸念しつつ、年末越えのドル需要が予想され、動きが出難いかなと思われる。ただし、市場参加者が少ないこともあり、相場が多いく動く可能性もあるので注意が必要。

2021年12月20日週の予想レンジ:

112.50円~114.50円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

とりあえず読んでおきましょう。

Bloomberg, 2022年の世界経済、リスク要因を洗い出し-コロナやインフレ、地政学

オミクロン、利上げ、インフレ、新興市場、中国、EU、英国のEU離脱、財政政策、食品価格と社会不安、中台関係、トルコ…

リスクばかり並べると来年は空売りの年かなと思える(^_-)

Good Duck!
Shortman

  

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