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為替週報(2022年1月24日)

おはようございます。
Shortmanです。

まぁ、素人が株だ、暗号資産だ、為替だ、原油だ…とか騒ぐ時は末期なんです。

先週金曜日の記事。

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いいね!

Bloomberg, 米国株は「スーパーバブル」、暴落が進行中-GMOのグランサム氏

『グランサム氏は20日、GMOのウェブサイトに掲載したリポートで、米国株は「スーパーバブル」の状態にあるとし、そうしたバブルは過去1世紀で今回を含めて4回しかないと指摘。1929年の大暴落、2000年のドット・コム・バブル崩壊、08年の金融危機と同様に今回のバブルも確実にはじけるとし、主要株価指数は統計上の標準値ないし、それ以下の水準に下がると予想した。

  同氏によれば、S&P500種株価指数は2500となる見通し。これは19日終値を約45%程度、1月初めに付けた最高値を48%それぞれ下回る水準だ。今月すでに8.3%下落しているナスダック総合指数は、今後さらに大きく下げ続ける可能性があるという。』

バブルの根拠は?

『グランサム氏は、バブル後期を示唆する「投資家のクレイジーな行動」が見られると指摘。ミーム銘柄のほか、電気自動車(EV)銘柄を買いあさる動き、ドージコインなど意味不明な暗号資産(仮想通貨)の台頭、非代替性トークン(NFT)の取引急増を挙げた。』

ですよね!

その先には…

『さらに「スーパーバブルの全段階のチェックリストが完了し、大混乱はいつでも始まり得る状態だ」とし、「悲観論が市場に戻れば、米史上最大の富の下落を経験する可能性がある」と語った。』

おー!

米史上最大の富の下落

その時ドル円は???

(ΦωΦ)フフフ…

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確証バイアス的に良い話。

私の予想では70%くらいは下がると思っていますが、資産運用会社GMOのグランサム氏によれば株価は50%下落するという。

しかし、このグランサム氏のバブルという主張は最近のものではない。

かれこれ2年近くになるんではないかい。

2020年6月に…

Bloomberg, 米株式市場は本物のバブル、投資「火遊び」に-GMOのグランサム氏

『資産運用会社グランサム・マヨ・ バン・オッタールー(GMO)の共同創業者であるジェレミー・グランサム氏は17日、米株式市場がバブル状態にあり、そこでの投資は「火遊びにすぎない」と語った。

ベテランの弱気投資家として知られるグランサム氏はCNBCとのインタビューで、「全く驚きだった。前例のない相場上昇であり、今回はかつてなくハイペースで、経済が決定的な問題を抱える状況で起きる史上初のケースだ」と発言した。

  グランサム氏は「今回は私のキャリアで4回目の本物のバブルになろうとしている」と述べ、市場に飛び込む個人投資家は今は米国株を売って新興国・地域の株式を買うべきだと勧めた。』

その後2020年の11月には顧客の資産の半分が流出してしまう。

Bloomberg, グランサム氏の米株弱気見通しに我慢限界-GMO顧客が資金引き揚げ

『バリュー投資や危機察知で知られるジェレミー・グランサム氏の米資産運用会社グランサム・マヨ・バン・オッタールー(GMO)は、共同創業者である同氏の逆張り戦略の代償を払っている。

  グランサム氏とGMOの資産配分責任者ベン・インカー氏は6月、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)による経済的損失を踏まえると、米国株は不当に割高だと確信し、投資家に株を売る時が来たと伝えた。』

それでも彼は信念の人だ。昨年2021年の1月には…

Bloomberg, 米株市場「まさにバブル末期」と確信-GMOグランサム氏倍賭け

『グランサム氏(82)は「投機的熱狂の高まりに伴い、株価はトレンドから遠く離れる動きを加速させており、私が倍賭けする理由がそこにある。市場の歴史家として、これがまさにバブル末期という私の確信が深まりつつあるのは確かだ」と説明した。』

倍賭け!

凄い!

そして年末近い11月には…

Bloomberg, FRBは過剰に景気刺激、経験から学ばず-バリュー投資の巨人が警鐘

『弱気派として資産バブルへの警鐘を鳴らしてきたグランサム氏は、米金融当局が経済を繰り返し過剰に刺激してきたと指摘。2000年のハイテクバブルや08年の金融危機に先立つ住宅バブルをもたらし、ミーム株の激しい値動きを伴う足元の株式市場の「熱狂」を生み出したと論じた。

 「彼らは学んだか? それは絶対にない」と語り、「金融当局はボルカー元連邦準備制度理事会(FRB)議長以降、正しいことをしていないと私は思う」と述べた。足元の市場を説明するには「インフレ高進の完全な無視を前提にせざるを得ず、それは全く目を見張るものだ」と語った。  』

いよいよ彼の分析が正しかったとわかる時が来そうだ。

彼のように信念を持ち続けなければ投資はできない。

巨人の巨人たる所以か(^_-)

2022年1月17日週の概況:

17日は米国市場が休場となる中動意は薄かったが、注目された18日(火)の日銀金融政策決定会合の結果は緩和姿勢の継続ということもあり、週間高値となる105.05円をマークした。その後は、翌週に控えたFOMCを前に利上げのスピードが上がるとの懸念から、NY株価が大幅続落で、ドル円リスク回避の円買いに押され、21日(金)には113.58円まで下落した。

2022年1月17日週の予想レンジ

112.00円~115.00円

2022年1月17日週の実際のドル円:

113.58円~115.05円

2022年1月24日週のドル円予想:

25日(火)・26日(水)でFOMCの開催を控えて前半は様子見。FOMCでは資産購入の縮小加速や利上げの加速に注目が集まると思われ、内容次第では株価が一段と下落する可能性があり、ドル円も円高方向へ向かうかも知れない。ただ、思ったほどの引き締めのスピード感がなければ短期的にリバウンドとなるかも知れない。

2022年1月24日週の予想レンジ:

112.00円~115.00円

定点観測:

ダウとドル円

ドル円と米2年債利回り

ドル・インデックスと米10年債利回り

VIX

金価格

原油価格

Shortman’s View:

株価が暴落すると期待が高まるのがFRBプットだが、インフレ圧力が強まるこの環境では難しそうだ。

Bloomberg, 「FRBプット」は今いずこ、押し目買い投資家は新たな現実に直面

『ナスダック100指数が週間ベースで20年3月以来の大幅安となった今週、投資家はFRB議長が市場の救い手という非公式の役割を再び担うのに何が必要かを考えている。しかし、経済は好調で消費者物価指数(CPI)上昇率は40年ぶりの高水準にあり、インフレ抑制はFRBの責務だとバイデン米大統領が述べているだけに、パウエル氏が支援に乗り出す上でハードルは明らかに高くなっている。』

米国の圧倒的多くの庶民がインフレで苦しんでいる時に、ほんの一部の資産家が喜ぶような株価を釣り上げるような政策はもう難しい。

今回は1929年以来の大恐慌への入り口かも知れない。

日銀もETFなんぞ購入して無駄な銭の使い方して遊んでいる場合ではないぞ。

Good Duck!
Shortman

 

  

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