おはようございます。
Shortmanです。
ウクライナの問題は私の予想を裏切る展開になっています。
ロシアのプーチン大統領がウクライナ東部だけではなく、全面的な侵略戦争をしかけるとは思いませんでした。
西側諸国は制裁を強化。
ロイター, ロシア一部銀行のSWIFT排除で合意、米欧が追加制裁
『米国、英国、欧州、カナダは26日、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの新たな制裁措置の一環。』
これはロシアにとっては痛いかも。
しかし、あまり圧力をかけると…
窮鼠猫を噛む
になりかねない。
ロイター, 核抑止部隊に高度警戒態勢、ロシア大統領が命令 米・NATO反発
『ロシアのプーチン大統領は27日、北大西洋条約機構(NATO)首脳らによる声明と西側諸国の対ロ経済制裁を受け、核戦力を含む核抑止部隊を高度の警戒態勢に置くよう軍司令部に命じた。』
これは駆け引きなのかどうか。
とにかく核兵器の使用は避けてもらいたい。
ロイター, ロシアとウクライナ、28日午前に交渉開始=タス通信
とにかくこの話し合いで良い方向に転ぶことを期待したい。
2022年2月21日週の概況:
米露外相会談・米露首脳会談が中止され、西側諸国による経済制裁からロシア軍によるウクライナへの全面的な侵略が起きている。24日(木)にはリスク回避の円買いもあり週間安値となる114.39円まで下落した。その後、リスク回避の円買いから有事のドル買いの展開に。その後SWIFTからロシアが排除されないとの報道やロシアとウクライナの交渉の報道も加わり、25日(金)には週間高値となる115.76円まで上昇している。
2022年2月21日週の事前予想レンジ:
112.00円~116.00円
2022年2月21日週の実際のドル円:
114.39円~115.76円
2022年2月28日週のドル円予想:
引き続きウクライナ情勢に左右される展開。ドル円はリスク回避の円買いを有事のドル買いが相殺している。今後のロシアとウクライナの交渉や、ロシアの核兵器使用など予測がつかない面もあり、レンジは広めにしておきます。
2022年2月28日週の予想レンジ:
112.00円~117.00円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
ロシアとウクライナの戦争が商品価格にも影響を及ぼし始めている。
Bloomberg, 国際原油価格が急伸、WTIは一時7.5%高-米欧の対ロ追加制裁で
Bloomberg, 小麦先物9%急騰、トウモロコシと大豆も高い-対ロシア制裁強化で
う~む。
世界は良くない方向へ向かっている。
Good Duck!
Shortman