おはようございます。
Shortmanです。
ロシア対ウクライナ…メディアを味方につけているのはウクライナ。
日本も米国に従い経済制裁を科しているが、実は真剣に行えない事情がある。
①北方領土
②天然ガス
残念ながら①に関しては、竹島同様に日本国民全員が返ってこないと信じている。政治的なパフォーマンスと政治家と右翼の資金源にしかならない。
で問題は②だ。
戦争反対!
ロシア憎し!
と言いつつも、これを見る限る天然ガスの輸入を100%止めない限りはロシアに資金援助しているのと同じ。
露助の天然ガスの主な輸出先
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出所:石油天然ガス・金属鉱物資源機構, 石油・天然ガス資源情報 2021年 ロシア情勢(2021年8月 モスクワ事務所)
欧州についで2位!
これでは全然ウクライナを応援せずに、露助に金を渡しているのだ。
しかし、日本以上に欧州は酷い。
ウクライナを助けないのは第三次大戦が怖いのではない原油と天然ガスという金玉2つを握られているからだ。
露助の原油の主な輸出先
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出所:石油天然ガス・金属鉱物資源機構, 石油・天然ガス資源情報 2021年 ロシア情勢(2021年8月 モスクワ事務所)
略奪と人殺しの経歴を持つ欧州の連中を信じてはいけない。
ウクライナを助ける気などさらさらない(と思う)。
ということで、ウクライナはめちゃくちゃ頑張っているが、欧州や日本の助けもなく米国の武器だけでは露助を追い返せず、最後は露助の無差別攻撃に耐えられず、多数の犠牲者を出してウクライナが露助の傘下に組み込まれてしまうのではないかなと考えている。
感情的には露助憎し!だが、感情だけでは勝利しないので。
2022年3月7日週の概況:
先週のドル円は『ドル円はリスク回避の円買いを有事のドル買いが相殺している。終戦に向かうか、核攻撃が行われない限りこの状況に変化はなさそう。』という予想に反して大きく動いた。7日(月)に週間安値となる114.63円をマークした後、ロシアとウクライナの紛争に伴う有事のドル買い、エネルギー・商品価格の高騰に伴うインフレ抑制で金利先高観、UAEの原油増産提案を受けて原油価格が一時下落し、それを好感したNY株高に伴いドル買いが継続し、11日(金)には2017年1月9日以来、約5年2ヵ月ぶりとなる117.35円まで急伸し、週間高値となった。
2022年3月7日週の事前予想レンジ:
113.50円~116.50円
2022年3月7日週の実際のドル円:
114.63円~117.35円
2022年3月14日週のドル円予想:
引き続きウクライナ情勢に左右される展開だが、15日(火)・16日(水)で開催されるFOMCの動向に注意。0.25%j利上げは当局と市場のコンセンサスなので動かないであろう。むしろ今後のスケジュール感に注目。日銀のスタンスは依然として円安維持なので、今週はドル円の一段の切り上げがあるかも知れない。
2022年3月14日週の予想レンジ:
115.50円~117.80円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Sortman’s View:
そもそもロシアへの経済制裁で困るのは誰だ?
ロシアはもちろんだが、先に述べたように本当は欧州だとか日本だとかロシアにエネルギーを依存している国々だろう。
ところで、そもそも露助の経済規模はどんなもんだろうか?
2021年の世界の名目GDPの順位。
順位 国名 単位(百万US$)
1位 米国 22,675,271
2位 中国 16,642,318
3位 日本 5,378,136
4位 ドイツ 4,319,286
5位 イギリス 3,124,650
6位 インド 3,049,704
7位 フランス 2,938,271
8位 イタリア 2,106,287
9位 カナダ 1,883,487
10位 韓国 1,806,707
11位 ロシア 1,710,734
12位 豪州 1,617,543
13位 ブラジル 1,491,772
14位 スペイン 1,461,552
15位 メキシコ 1,192,480
広大な国土と豊富な天然資源の割に韓国よりも小さいとは…
露助のGDPは米国の約13分の1、日本の約3分の1。
この制裁で露助の経済はさらに小さくなる。
戦争とかしている場合ではないし、軍事費に金を避ける余裕は露助にはもうないだろに。
中国が仲良くしているふりをしているが、いずれは飲み込まれるぞ。なんでも食べちゃう民族なんだから。
そして何よりもウクライナを手に入れて何かあるのか?
第二次大戦後の混乱期に奪った北方領土に何かあるのか?
アラスカを米国に手放すのに…
Good Duck!
Shortman