おはようございます。
Shortmanです。
先週ドル円は122円台へ。
ロイター, 〔マーケットアイ〕外為:ドル122円前半、6年3か月ぶり高水準 ユーロ円は4年1カ月ぶり高値圏
ムムム、そして今週も既に122円を超えている。
原因はこれか。
日本10年債利回りと米10年債利回り
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過去1年ほどは一定の幅をもってほぼパラレルに動いていたが、FRBが利上げに踏み出した3月以降の米10年債利回りの上昇に、緩和継続を維持している日本国債の利回りはほぼ上昇せず。
ドル円とドル・インデックス
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その結果、ドル・インデックスの伸びを超えるドル円の伸びとなっている。
この円安と商品価格の上昇が相まって、強制的なインフレを引き起こす。
その結果、物価上昇という目的を果たすために、国民に犠牲を強いて、己は名誉の引退?笑
それが黒田総裁率いる日銀の狙いかどうかは誰にもわからない。
Bloomberg, 円に対する信頼失われてない、為替動向を引き続き注視-日銀総裁
黒田ラインは125円???
とりあえずそろそろだろう。
ロイター, 〔マーケットアイ〕外為:IMMで円のショート増、ユーロはロング増
日銀が利上げのスタンスに舵を切ればこの円安は逆転する。
2022年3月21日週の概況:
21日(月)に週間安値となる119.03円をマークした後、25日(金)に週間高値となる122.43円をマークした。ロシア・ウクライナの戦争長期化(有事のドル買い)と、日米金利差がドル円の上昇を支援している。
2022年3月21日週の事前予想レンジ:
117.80円~120.20円
2022年3月21日週の実際のドル円:
119.03円~122.43円
2022年3月28日週のドル円予想:
前述のように、目先としてドル円の上昇を止めるのは日銀の政策スタンスの変更しかない。ウクライナ情勢に多少は左右される展開はそのまま。円高になる要因は日銀の政策スタンスが変わらない場合、非現実的だが①ロシアが核兵器を利用するか、何らかの理由で②NY株価が大暴落することしかない。こうした場合は超円高もあり得るであろう。日銀の政策スタンスが無いと想定して、ドル円は短期的にまだ上昇しそうだ。
2022年3月28日週の予想レンジ:
120.50円~125.50円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
資産課税の増税、ましてや未実現の資産課税はその国の破綻が近いことを示している(と個人的に思っている)。
日米の為政者は似ている。
Bloomberg, バイデン米政権、富裕層の未実現キャピタルゲイン最低20%課税提案へ
いつからアメリカは左になったのか?
未実現を実現させるために株を売る。
そうすると…
最高値近傍で見事売り逃げ!
Good Duck!
Shortman