おはようございます。
Shortmanです。
為替介入ネタですか…
TBS, 【独自】協調介入も議論 急速な円安ドル高進む中の日米財務相会談
『鈴木大臣はアメリカとの協調介入について議論したかどうかについては「コメントしない」とカメラの前で話しました。』
まぁ、アメリカ政府にお伺いを立てたのは間違いないけど、財務大臣が為替介入するとかしないとか言う立場でも段階でもないね。
『しかし、日本の政府関係者はJNNの取材に対して、日米の協調介入について議論したことを認めた上で「後ろ向きな反応ではなかった」と明かしました。財務省高官も「日米の考え方が違ったと感じたことはない」と述べるなど、今回の会談に手ごたえを感じているようです。』
ほら出た。
政府関係者だとか財務省幹部だとか。
まぁ、関係者は普通に否定するわな笑
ロイター, 日米財務相の協調介入協議報道、事実ではない=財務省幹部
『TBSは22日、日本時間同日にワシントンで開いた日米財務相会談で、ドル売り/円買い介入について両財務相が協議するとともに、米国側が「前向きに検討してくれるトーンだった」と報じた。これに対し、財務省幹部は「TBSの報道は事実に反しており、当局として取材に応じた事実もない」と述べた。』
個人的にはTBSは御用メディアだと思うので、介入をちらつかせる情報を意図的に流していると思います。
過去何度も為替介入では相場は変わらないと述べてきました。
もちろん米国政府を敵に回して無制限の円買い介入するなら別ですが。
さて、GWの連休前に開催される日銀の金融政策決定会合は久々に注目です。
耄碌した黒田総裁が老害ぶりを発揮して緩和政策を続けるのか、それとも急速な円安に対して歯止めをかけるべく緩和策を段階的に絞り始めるのか。
もはや現状維持で小手先の微調整なんかではこの円安は制御できるレベルではありません。
Bloomberg, 日銀会合後も円安進行か、政策の微修正では止まらないとの声
『外国為替市場のドル・円相場は、日本銀行が今週開く金融政策決定会合の後も円安基調が続くとみられている。金融政策は据え置き予想が大勢で、仮に微修正があっても円安の流れを変えるのは困難との声が市場関係者から聞かれる。』
耄碌さんから目先の円安は懸念されるが、円安は国益的な発言が出たら円売りが加速しそうですね。
2022年4月18日週の概況:
鈴木財務相の「価格転嫁できず賃金も伸びない状況は良い円安とは言えない」との発言や、黒田日銀総裁による「大きな急速な円安にはマイナスが大きくなる」との円安牽制発言が重石となり、週明け18日(月)に週間安値となる126.23円をマークしたドル円は、日米の金融政策の違いやウクライナ・ロシアの戦争などが要因となり、ドル買い・円売りが勢いを増し、ほぼ右肩上がりで22日(金)に週間高値となる129.10円まで上昇した。
2022年4月18日週の事前予想レンジ:
124.50円~130.50円
2022年4月18日週の実際のドル円:
126.23円~129.10円
2022年4月25日週のドル円予想:
来週からGWを控えて、今週27日(水)・28日(木)に開催される日銀金融政策決定会合には注目。現状維持が市場予想で、黒田総裁も円安肯定派なので安心して円売りができそうな環境。しかし、急激な円安を懸念して引き締めへの道筋などが示されると、円高へ急転する可能性もあるので注意したい。まぁ、その可能性は限りなくゼロに近いけど。ウクライナ・ロシアの戦争の話題には注意しつつも、基本的には日米金利差を意識して円が売られ易い環境が続くと思われます。
2022年4月25日週の予想レンジ:
128.00円~135.20円
定点観測:
ダウとドル円
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ドル円と米2年債利回り
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ドル・インデックスと米10年債利回り
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VIX
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金価格
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原油価格
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Shortman’s View:
日足はシグナルが消え、週足は中シグナル、月足は大シグナル。ドル円の売り頃ではあるが、今週27日(水)・28日(木)に開催される日銀金融政策決定会合後の動向に注目。日本がGW休暇に入るので、このタイミングで円安が大きく弾むこともあるかも知れず。とりあえず日銀の緩和政策継続ならば、円売りは135円、138円、141円まで段階的に追いかけ、その辺で円買いにするのが面白そうだ。
勘ピュータ日足
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勘ピュータ週足
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勘ピュータ月足
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今週の米国経済指標:

Good Duck!
Shortman