為替週報(2020年8月31日)
27日(木)・28日(金)で開催された毎年恒例の米ジャクソンホールで行われるカンザスシティ連銀主催のセミナーを前に週前半は様子見で、105.68円~106.57円で推移。その後、パウエルFRB議長の講演を受けて、金融緩和政策が長期化するとの期待からドルが売られたが、米長期債利回りが上昇に転じドル買いの流れに。
27日(木)・28日(金)で開催された毎年恒例の米ジャクソンホールで行われるカンザスシティ連銀主催のセミナーを前に週前半は様子見で、105.68円~106.57円で推移。その後、パウエルFRB議長の講演を受けて、金融緩和政策が長期化するとの期待からドルが売られたが、米長期債利回りが上昇に転じドル買いの流れに。
昨日のNY為替市場は、ジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演で、雇用をインフレよりも優先することが示され、物価が2%超になっても低所得者層の雇用の拡大が確認されるまで容認する新指針が発表され、低金利が長期間維持されるとの思惑からドル売りも、NY株高やインフレ期待改善で債券利回りが上昇しドルが買い戻された。
昨日のNY株式市場は、新型コロナウイルス向けのワクチン開発が前進している様子の報道が好感されたことで、ハイテクセクターを中心に買いが広がった。カンザスシティ連銀主催の連邦準備制度理事会(FRB)年次経済政策シンポジウムでのパウエル議長の講演を明日に控え、追加緩和への期待も高く、引けにかけて上昇幅を拡大した。
昨日のNY株式市場はまちまち。米中閣僚級の電話会談を好感して買い先行。しかし、8月の米消費者信頼感指数が予想よりも弱く、6年ぶりの低水準に悪化したことから下落に。但し、ナスダック総合指数は史上最高値を更新したこともあり、ハイテク株が相場を下支えした。
メディアは誰かを叩くのが好きだ。そうすれば内容に関係なく視聴率やら発行部数やらが伸びるからだ。そのもっとも人気の叩かれる対象がトランプ大統領だ。彼はネットで叩かれても自殺なんてしない。それどころから叩き返してくる。それくらいの精神力でないと、政治家でもない人間が米国合衆国大統領にまで上り詰めることはできないのだと思う。
昨日のNY為替市場はドル売り。米週間新規失業保険申請件数が110万件となり、先週に引き続き100万件を超えたことや、8月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想寄りも弱くドル売りに。ドル円は106.05円から105.75円に下落して、105.79円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場はドル高。7月のFOMC議事録が公表され、YCC(イールドカーブコントロール)の導入には消極的な姿勢が示されたことで、米国債利回りが上昇し、NY株安・ドル高の展開となった。ドル円は105.26円から106.15円まで上昇して、106.12円で取引を終えた。
昨日のNY株式市場はまちまち。NY連銀製造業景気指数が予想より弱かったことや、バフェット氏率いるバークシャーが金融株を売却したこと、米中高官の第1段階貿易協定を巡る会合が延期されたことに加えて、米政府が中国ファーウェイへの制裁強化を明らかにしたことから相場の重石となった。
10日月曜日に週間安値となる105.69円まで下落した円ですが、7月の米雇用統計数字が強かったこと、追加財政策の大統領令への署名、米PPIやCPIの改善、ロシアのワクチン開発などリスクオン的なニュースがドルを支え、13日木曜日には週間高値となる107.04円まで上昇した。
昨日のNY為替市場はドル買い。週間新規失業保険申請件数が3月中旬以降初めて100万件を下回り予想よりも強かったことが好感されてドル買いに。ドル円は106.74円から107.05円まで上昇して、106.92円で取引を終えた。ユーロドルは1.1864ドルから1.1794ドルまで下落して、1.1815ドルで取引を終えた。
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