為替日報(2021年2月26日)
昨日のNY為替市場はドル買い後円買い。1月の米耐久財受注(速報値)や米週間新規失業保険申請件数が予想よりも強くドル買い優勢のスタートであった。その後、米7年国債入札が低調な結果となり、米長期債利回りが急騰したことでNYかぶが大幅に下落し、リスク回避の円買いが優勢となった。
昨日のNY為替市場はドル買い後円買い。1月の米耐久財受注(速報値)や米週間新規失業保険申請件数が予想よりも強くドル買い優勢のスタートであった。その後、米7年国債入札が低調な結果となり、米長期債利回りが急騰したことでNYかぶが大幅に下落し、リスク回避の円買いが優勢となった。
昨日のNY株式市場は上昇。パウエルFRB議長の下院での議会証言で、前日の上院での議会証言同様に景気に対して慎重な姿勢を示したことで、比較的長い期間に渡り緩和策が継続することが確認され、買いが膨らんだ。
昨日のNY為替市場はドル売り。2月の米消費者信頼感指数は予想よりも強くドル買いの流れが強まっていたが、パウエルFRB議長が半期に一度の上院議会証言で強力な金融緩和を続ける方針を改めて強調したことでドル買い後退。ドル円は105.43円から105.06円まで下落して、105.26円で取引を終えた。
週初15日(月)に週間安値となる104.91円をマークしたドル円は、新型コロナウイルス・ワクチンへの期待や世界的な株高の中、1月の米生産者物価指数(PPI)や1月の米小売売上高が予想よりも強く、17日(水)にドル円は週間高値となる106.21円まで上昇した。
昨日のNY為替市場はやや円売り。米週間新規失業保険申請件数が予想より弱かったことが嫌気されてドル売りも、米長期債利回りの上昇に伴いドルの買戻し。ドル円は105.60円~105.88円まで上昇し、105.67円で取引を終えた。ユーロドルは1.2062ドル~1.2095ドルまで上昇し、1.2093ドルで取引を終えている。
昨日のNY為替市場は円買い。1月の米生産者物価指数(PPI)や1月の米小売売上高が予想よりも強くドル買いが加速したが、その後米国の電力不足などを警戒してリスク回避の円買いが優勢となったことや、1月26日・27日のFOMC議事要旨で改めて慎重姿勢が示されたことでドル売りに。
昨日のNY為替市場はドル買い。2月のNY連銀製造業景気指数が市場予想よりも強かったことや、米国債利回りの上昇に伴いドル買い。ドル円は105.53円から106.07円まで上昇して、106.05円で取引を終えた。ユーロドルは1.2152ドルから1.2095ドルまで下落して、1.2104ドルで取引を終えている。
ドル円は105円の頭の重さを確認した後、膨れ上がる米債務とは裏腹に、FRBの量的緩和の姿勢に変化が見られないことから値を下げている。今週も引き続きNY株高。米長期債利回り上昇も、来月に本邦年度末を控えてドル円は頭が重い展開を予想する。
昨日のNY為替市場はドル安。NY株への買いが一服し、米債利回りの低下を受けてドル売りに。ドル円は104.70円から104.50円まで下落して、104.57円で取引を終えた。ユーロドルは1.2089ドルから1.2121ドルまで上昇して、1.2120ドルで取引を終えている。
先週は週初に週間安値となる104.59円をマークした後、105円を挟んでの攻防であったが、新型コロナウイルスの収束期待やバイデン政権による景気対策実現への期待が強く、SP500やNASDAQが最高値を更新するなどNY株が堅調に推移したことから、ドル円も105円を超え、5日には週間高値となる105.76円まで上昇した。
Powered by WishList Member - Membership Software