為替日報(2021年6月30日)
昨日のNY為替市場は、4月の米ケース・シラー住宅価格指数や6月の米消費者信頼感指数も予想より強かったのでドル買い優勢であったが、NY株が伸び悩むとドル円も伸び悩み。ドル円は110.73円から110.43円まで下落して、110.54円で取引きを終えた。
昨日のNY為替市場は、4月の米ケース・シラー住宅価格指数や6月の米消費者信頼感指数も予想より強かったのでドル買い優勢であったが、NY株が伸び悩むとドル円も伸び悩み。ドル円は110.73円から110.43円まで下落して、110.54円で取引きを終えた。
先週のタカ派的なFOMCの結果に繁盛した株価下落を背景に、ドル円は21日に週間安値となる109.70円まで下落した。緩和的な金融政策の維持からリスク選好地合いになりクロス円が上昇する中、相次ぐFRB高官等のタカ派的な発言が米長期金利の上昇を招きドル円も上昇し、24日には週間高値となる111.11円まで上昇した。
昨日のNY為替市場はドル売り。週間新規失業保険申請件数が予想よりも弱く、米労働市場の改善期待が後退し、ドル売り優勢。その後、バイデン米大統領がインフラ投資計画で超党派上院議員との合意を発表すると、米経済の一段の成長を期待しドル買いに。ドル円は110.69円から110.91円まで上昇し、109.88円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場は5月の米新築住宅販売件数が前月より弱含んだことからドル売り優勢の展開であったが、クロス円の上昇に伴う円売りや、米長期債利回りの上昇からドルが買われた。ドル円は110.68円から111.01円まで上昇して、110.98円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場はパウエルFRB議長の米下院での議会証言を控えて午前中はタカ派的な内容を期待してドル買いに。しかし、質疑応答が行われると米労働市場の回復は程遠く、先制的な利上げを回避する慎重な姿勢を示したことからドル売り戻しに。ドル円は110.50円から110.79円まで上昇して、110.68円で取引きを終えた。
ドル円は週初週14日に週間安値となる109.58円をマークした後、15日・16日にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えて週前半は小動きだったが、FOMCの結果が金利引上げが2023年に1年前倒しになり2回の引上げを予想するなど予想以上にタカ派的であったことから、17日には週間高値となる110.81円まで上昇した。
昨日のNY株式市場はまちまち。前日のFOMCの結果が若干タカ派へシフトしたことを受けて株式市場は軟調に推移したが、米週間新規失業保険申請件数が増加したことや、6月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想より弱く、米長期債利回りが低下したことからIT・ハイテク株は買い戻された。
昨日のNY為替市場はドル買い。5月の米住宅着工件数が予想より弱くドル売りの展開であったが、FOMCの結果が公表されると、声明文は大きな変化はなかったが、FOMC参加者達の金利見通しが示され、2023年末までに2回の利上げが見込まれていたことから長期金利が上昇し、ドルが買い戻された。
昨日のNY為替市場はほぼ横ばい。5月の米小売売上高が予想より弱かったことで下落してドル売りになるも、5月の米PPI(生産者物価指数)が強くドルは買戻しに。しかし、明日にFOMCの結果公表を控えて様子見ムードが漂う展開となりドルは再び下落。ドル円は110.02円から110.16円まで上昇し110.05円で取引きを終えた。
ドル円は週初7日に週間安値となる109.17円まで下落した、その後は5月の米CPI(消費者物価指数)の公表を10日に備えて様子見。5月の米CPIが公表され予想を上回るもFRBが動き出すほどの上振れも無く109.27円までドル安になるも、11日にはドルは買戻され、週間高値となる109.83円まで上昇した。
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