為替日報(2021年10月28日)
昨日のNY為替市場はドル買い。米長期金利の低下に伴うドル売りが強まっていたが、9月の米耐久財受注(速報値)や卸売在庫(速報値)が予想よりも強かったことに加えて、カナダ中央銀行が金融政策決定会合で量的緩和(QE)終了を発表し、早期利上げの可能性を示唆したたことからカナダドル・円絡みも加わりドルの買戻しに。
昨日のNY為替市場はドル買い。米長期金利の低下に伴うドル売りが強まっていたが、9月の米耐久財受注(速報値)や卸売在庫(速報値)が予想よりも強かったことに加えて、カナダ中央銀行が金融政策決定会合で量的緩和(QE)終了を発表し、早期利上げの可能性を示唆したたことからカナダドル・円絡みも加わりドルの買戻しに。
昨日のNY外為市場はドル買い。10月の米リッチモンド連銀製造業指数、9月の米新築住宅販売件数、10月の米消費者信頼感指数が予想よりも強かったことやNY株の続伸を受けて米長期債利回りが上昇しドル買いに。ドル円は113.94円から114.31円まで上昇して、114.16円で取引きを終えた。
※NY株高(株の買い)➡米債利回り(米金利)上昇(米債売り)➡ドル買い(ドル・インデックス上昇)の流れに、10月2週目くらいから変化が起きている。米債利回り上昇も、ドル・インデックスが下落している。ドル円はオーバーシュート気味。恐らく、資源国通貨や欧州通貨の買い・ドルの売りでドル・インデックスが下落。
昨日のNY為替市場はドル売り。原油高に伴う資源国通貨の買いや欧州通貨の買いで、ドルが売られた。その後、FRBのBeige Book(米地区連銀経済報告)が公表され、ほとんどの地区で著しい価格の上昇が報告され、、物価の上昇見通しが依然として高いことが報告されていたことから、米金利が上昇しドルが買い戻された。
昨日のNYの為替市場は円売。9月の米住宅着工件数が予想より弱くドル売スタートも、好調なNY株を背景に、米長期債利回りが上昇してドルが買い戻された。ドル円は114.17円から114.40円まで上昇し、そのまま高値圏で取引を終了。ユーロドルは1.1658ドルから1.1630ドルまで下落し1.1632ドルで取引を終えている。
この1年間の円安はなかなか理解が難しいが、現実の為替レートが円安なのだからその結果を受け入れなければいけない。個人的には112円程度で折り返すと思っていたが、テーパリングを前にどうやら115円から116円くらいまで上げそうだ。そしてこの日銀の見通しは円安を誘導しそうだ。
昨日のNY為替市場はドル買い。米週間新規失業保険申請件数が予想よりも強かったことからテーパリング開始期待が高まったことや、NY株高を好感してドル買いに。ドル円は113.40円から113.72円まで上昇して、113.68円で取引きを終えた。
昨日のNY為替市場はドル買い。インフレ警戒感の高まりや、来月11月からの資産購入縮小開始を予想して金利先高感からドル買いに。しかし、NY株の下落もあり、ドル買いは一服。ドル円は113.36円から113.79円まで上昇して113.61円で取引を終えた。
資源価格の高騰によるインフレ期待の高まり、米長期金利の上昇など引き続きドルが買われる要因が強そう。波乱要因は米消費者物価指数や小売売上高の経済指標と、中国恒大集団のデフォルト懸念。今週もドル円は底堅く推移するであろう。
昨日のNY為替市場はドル買戻し。米政府のデフォルトを懸念してドル売り優勢であったが、米政府債務上限問題に共和党が妥協案を提示したとの報道を受けてドルが買い戻された。ドル円は111.20円から111.50円まで上昇して、111.47円で取引きを終えた。
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