為替日報(2021年12月30日)
昨日のNY為替市場はドル買・円売りもほぼ変わらず。オミクロン株の感染拡大が懸念材料だが、重症化リスクは低いとの見方から楽観視されており、米長期債利回りの上昇からドル買い優勢。ドル円は115.02円から114円67銭まで下落して、114.99円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場はドル買・円売りもほぼ変わらず。オミクロン株の感染拡大が懸念材料だが、重症化リスクは低いとの見方から楽観視されており、米長期債利回りの上昇からドル買い優勢。ドル円は115.02円から114円67銭まで下落して、114.99円で取引を終えた。
今週は年末のドル需要とオミクロン株を巡る過度な警戒感の後退からリスク選好の円売りが継続する可能性もあり、一時的な円安を想定。ただし、クリスマス休暇明けで流動性も戻り大きな変動は少ないであろう。
昨日のNY為替市場はドル円は行って来い。7-9月期の米GDP(確定値)と12月の米消費者信頼感指数も予想以上に強かったことからドル買も、その後は戻売に。ドル円は114.12円~114.37円まで上昇し、114.12円で取引を終えた。ユーロドルは1.1298ドル~1.1342ドルまで上昇し、1.1328ドルで取引を終了。
昨日のNY為替市場はドル買い。製薬各社がオミクロン株に対し追加接種の有効性を確認したことが好感され、さらにはバイデン政権の歳出法案への期待も加わりNY株が終日堅調推移となったことからドル買いが継続した。ドル円は113.67円から114.22円まで上昇して114.09円で取引を終えた。
15日(水)にFOMCの声明が公表されるとテーパリングの加速と22年に3回の利上げが予想され、タカ派的な内容にドル円は週間高値となる114.26円まで上昇した。しかし、予想通りの内容ともいえ、ドル買いの勢いは続かず17日(金)にはNY株の下落に伴い週間安値となる113.12円まで下落した。
昨日のNY株式市場は反発。11月の米小売売上高が予想より悪く下落したが、オミクロン株への警戒感が弱まったことや、FOMCの声明でゼロ金利据え置き量的緩和縮小規模を2倍とする予想通りの結果で株価は上昇へ。ただし、2022年末までの利上げ回数3回への反応がないことが気になる。
昨日のNY為替市場はドル買い。11月の米PPI(生産者物価指数I)が予想よりも強く、過去最大の伸びを記録したことから、FRBが引締めを加速すると想定されドル買いに。ドル円113.43円から113.76円まで上昇してそのまま高値圏で取引を終えた。
先週公表された米CPIが前年同月比6.8%上昇と40年ぶりの高い伸びを示したことや、新型コロナウイルスのオミクロン株への楽観論もあり、一時的にドルが買い戻されるかも知れない。ただ、今週は各国中央銀行の金融政策決定会合が相次ぐので、円安・円高の決め打ちは避けたいところ。
昨日のNY為替市場はドル買い後円買い。ファイザー社製ワクチンの3回目の投与でオミクロン変異株効果があると公表したことから懸念が後退しドル買いに。その後は株価がマイナス圏に沈むとドルは伸び悩み円買いに。ドル円は113.95円から113.60円まで下落して、113.72円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場はドル高。オミクロン株による経済への影響が限定的と受け止められ、景気回復期待が再燃しドル買になるも、ユーロ買に押されたドル売に。ドル円は113.78円銭から113.47円まで下落し113.57円で取引終了。ユーロドルは1.1228ドルから1.1274ドルまで上昇し、1.1268ドルで取引を終えている。
Powered by WishList Member - Membership Software