為替日報(2022年3月30日)
昨日のNY為替市場はドル売り。トルコで行われたロシアとウクライナの停戦交渉での進展が報じられことが好感されドル買いが後退した。ドル円は123.50円から121.98円まで下落して、122.88円で取引を終えた。ユーロドルは1.1137ドルから1.1072ドルまで下落して、1.1088ドルで取引を終えている。
昨日のNY為替市場はドル売り。トルコで行われたロシアとウクライナの停戦交渉での進展が報じられことが好感されドル買いが後退した。ドル円は123.50円から121.98円まで下落して、122.88円で取引を終えた。ユーロドルは1.1137ドルから1.1072ドルまで下落して、1.1088ドルで取引を終えている。
目先としてドル円の上昇を止めるのは日銀の政策スタンスの変更しかない。ウクライナ情勢に多少は左右される展開はそのまま。円高になる要因は日銀の政策スタンスが変わらない場合、非現実的だが①ロシアが核兵器を利用するか、何らかの理由で②NY株価が大暴落することしかない。こうした場合は超円高もあり得るであろう。
昨日のNY株式市場は反発。原油価格の下落が相場の安心感を誘い、さらに米週間失業保険申請件数が53年ぶり低水準を記録したことが好感されたことや、3月の米PMIも改善し終日堅調。NY為替市場は円売。原油価格の下落とそれを歓迎するNY株高、米週間失業保険申請件数が53年ぶり低水準を記録したことや3月の米PMIも改善し円売に。
昨日のNY為替市場はドル売・円売。前日のパウエルFRB議長の0.5%の大幅利上げ発言からドル買継続。日銀の金融緩和解除は以前見通しが無く、円売が続く。ドル円は120.91円から120.38円まで下落、120.77円で取引を終えた。ユーロドルは1.1000ドルから1.1046ドルまで上昇し、1.1030ドルで取引を終了。
先週のドル円は「0.25%の利上げは当局と市場のコンセンサスなので動かないであろう。」という私の予想を大きく超えて119円台まで上昇。しかし、「むしろ今後のスケジュール感に注目。日銀のスタンスは依然として円安維持なので、今週はドル円の一段の切り上げがあるかも知れない。」と警戒していたが、警戒していた方へ行ってしまった。
昨日のNY為替市場はドル売。米週間新規失業保険申請件数や2月の米住宅着工件数、3月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数が予想よりも強くドル買も、FOMCメンバーのタカ派的姿勢の為今後の利上げで米景気が後退するとの懸念からドル売優勢の展開に。ドル円は118.84円から118.37円まで下落し、118.66円で取引を終了。
昨日のNY株式市場は続伸。ロシアとウクライナの停戦交渉の進展期待で上昇、FOMC公表後0.25%の利上げが公表され、さらには参加メンバーの金利見通しが、年内7回の利上げ予想と判明し下落。その後パウエルFRB議長が記者会会見で景気後退リスクは低いとの見通しを述べて反転天上昇。
引き続きウクライナ情勢に左右される展開だが、15日(火)・16日(水)で開催されるFOMCの動向に注意。0.25%j利上げは当局と市場のコンセンサスなので動かないであろう。むしろ今後のスケジュール感に注目。日銀のスタンスは依然として円安維持なので、今週はドル円の一段の切り上げがあるかも知れない。
昨日のNY為替市場はドル買い。ロシアとウクライナ外相の停戦交渉では進展がなく優位のドル買いが継続。さらには2月の米CPI(消費者物価指数)が40年ぶりとなる最大の伸びを記録したことからドル買いを支援した。ドル円は115.85円から116.19円まで上昇して、116.13円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場はドル買後円買。米国によるロシア産原油禁輸計画から原油高を警戒しドル買に。さらに商品価格全般の上昇に伴うインフレ高への懸念からドル買が加速したが、1月の米貿易赤字が過去最大に拡大し、景気回復の鈍化が懸念されドル売円買に。ドル円は115.79円から115.42円まで下落し、115.66円で取引を終了。
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