為替日報(2022年3月11日)
昨日のNY為替市場はドル買い。ロシアとウクライナ外相の停戦交渉では進展がなく優位のドル買いが継続。さらには2月の米CPI(消費者物価指数)が40年ぶりとなる最大の伸びを記録したことからドル買いを支援した。ドル円は115.85円から116.19円まで上昇して、116.13円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場はドル買い。ロシアとウクライナ外相の停戦交渉では進展がなく優位のドル買いが継続。さらには2月の米CPI(消費者物価指数)が40年ぶりとなる最大の伸びを記録したことからドル買いを支援した。ドル円は115.85円から116.19円まで上昇して、116.13円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場はドル買後円買。米国によるロシア産原油禁輸計画から原油高を警戒しドル買に。さらに商品価格全般の上昇に伴うインフレ高への懸念からドル買が加速したが、1月の米貿易赤字が過去最大に拡大し、景気回復の鈍化が懸念されドル売円買に。ドル円は115.79円から115.42円まで下落し、115.66円で取引を終了。
有事のドル買いとリスク回避の円買いが相殺していた。3日、パウエルFRB議長が下院議会証言で3月のFOMCで0.25%の利上げを示唆したことから週間高値となる115.80円まで上昇。その後4日、ロシア軍がウクライナのザポリージャ原発を砲撃したニュースが伝わると、ドル買・円買が生じ、週間安値となる114.66円まで下落。
昨日のNY為替市場は米国がロシアが48時間以内にウクライナへの全面侵攻を警告しドル買いに。その後はウクライナが全土非常事態宣言を発令するとの報道から円買いに。ドル円は115.20円から114.93円まで下落、115.03円で取引を終えた。ユーロドルは1.1352ドルから1.1301ドルまで下落、1.1303ドルで終了。
昨日のNY為替市場は円売り。ロシア軍の一部撤収が開始されたとの報道を受けてリスク回避の円買い後退。また1月の米PPI(米生産者物価指数)が予想よりも強くドル買いを支援した。ドル円は115.57円から115.87円まで上昇して、115.63円で取引を終えた。
昨日のNY為替市場は円売り。1月の米ISM非製造業景況指数や米週間新規失業保険申請件数が予想よりも強くドル買いに。また、BOE(英国中銀)の利上げやECB(欧州中央銀行)のタカ派姿勢も加わり円売りを支援した。ドル円は114.74円から114.99円まで上昇してそのまま高値圏で取引を終えた。
国際通貨基金(IMF)は28日、日本経済を分析した年次報告書を公表し、長期金利(10年債利回り)を0%程度に誘導する現行の金融政策について、より短期的な金利を対象にするのが望ましいと指摘。緩和政策の長期化が見込まれる中、持続性を高めるための措置として提案している。財政健全化を実現するための増税案の必要性にも言及した。
昨日のNY為替市場はドル売り。FRBによる早期の利上げ観測が広がる中、10-12月期の米GDP(速報値)が予想よりも強く、2020年7-9月期来で最大となり、さらに2021年の成長率が1984年以降37年ぶりの大幅な伸びを記録したことから、ドル買い先行。しかし、NY株が上げ幅を縮小すると、ドル買いは一服。
昨日のNY為替市場は円買。米週間新規失業保険申請件数や、12月の米月中古住宅販売件数が予想より弱く、さらにNY株価が下落したこともあり、ドル売優勢。ドル円は114.27円から113.96円まで下落し、114.18円で取引を終了。ユーロドルは1.1358ドルから1.1303ドルまで下落し、1.1307ドルで取引を終えた。
昨日のNY為替市場は円買。米国債利回りの上昇を受けたドル買も、米長期債利回りの急騰からの大幅な株安を受けて、リスク回避の円買いに押された。ドル円は114.73円から114.46円まで下落して、114.59円で取引を終えた。ユーロドルは1.1383ドルから1.1315ドルまで下落して、1.1328ドルで取引を終えている。
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